変性性脊椎症(DM)車椅子を合わせるタイミング

さて、今回は10才のコーギーへのアルケリーオ2の橋渡しへ。
サラちゃん10才(DM)会社として理想のタイミングでのケースだったのでご紹介させて頂きます。
逆に、飼い主さんにとっては『まだ、早いかな?!どうしよう?!』という自分では判断できないタイミングと言えば分かり易いかもしれませんね。

そんなサラちゃん、DMになり比較的に日が浅くまだ補助がなくても歩けます。行きたいところしか行きたくない頑固さを表現することもできますし・・(笑)
ただ、日常は恐らくそのままガンガン(おそらくジャンプ等もできるレベルかと)と、アクティブに移動が出来ている分、日が浅くとも歩行時のバランスは逆に若干の偏りがあります。もちろん、どの様なケースもコーギーは強弱あれど比較的そうなのですが。
*車椅子に載せると右重心、左重心などの弱い方の偏りが目に見えて把握ができます。

この時点でアルケリーオなど車椅子に合わせると、歩行時はどちらか弱い方に重心が偏っているため後脚左右の動きがバラバラなので足並みが揃いませんが、それでも後ろ足をしっかりと蹴り&力を入れることができます(これ重要です)

また、車椅子の幅に『遊び』があるのが重要です。具体的な理由としてはコーギーの場合は体型にもよりますが、幅がキッチリだと前足の出し、後ろ足の出しが横に振れる傾向のため動かせなくなる、もしくは、ガッタンゴットンとなるためです。
*上の写真を見るとしっかりと踏みしめている様子も伝わるかと思います。

サラちゃん、歩けなくなる過渡期ですが、まだまだ自力で移動ができるケース&コンパクトなコーギーなので機敏でなおさらです。まずは車椅子に慣れてもらうことから。
『放っておく』ことが有効になります。身体を支える機能も十分なので震えたりすることもないですし、いつしか歩き出します。ただ。飼い主さんが我慢できれば・・・(笑)


特にコーギーで変性性脊椎症(DM)と判明した場合、アルケリーオに限らず歩行補助機などを合わせるのは早すぎて悪いことはないです。
医療に関しても日進月歩でDMを遅らせる薬なども出来ていますので併せて運動できる要素を盛り込んであげるなど良いかと思われます。

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