パグ傾向(アップデート)

 数年前から増えてきたパグの車椅子のご相談。

去年のデータベースを元に今までのものをアップデートしました。

グラフで表すよりもテキストの方がわかりやすいので以下ご参照下さい。

病気別ではヘルニアが半数以上で多く、続いて加齢、脳疾患、その他(事故等)と続きます。

年齢別では8歳が最も多かったの加え、男の子の割合も多い結果です。

道内では道央が55%と最も多く、道北12%、道東10%、道南9%、道外14%。

この辺りは人口密度も関係してますね。

また歩けなりどれぐらいの時間が経過したか?で、ある程度の車椅子使用の可否がわかります(脳疾患の場合は乗せるまでは可否が不透明です)。

パグの場合、歩けなくなってからの時間経過別:

3ヶ月:どのパグも車椅子に抵抗なく使えるレベル

6ヶ月:同様

12ヶ月:首が少し落ちている場合が多く、前足の出しも少しぎこちない、少し待つと歩き出す。

24ヶ月:車椅子に乗ると身体を使ってない期間が経過しているのもあり、立位時に足が震える。練習が必要。

24ヶ月以降(または脳疾患を抱えるケース):わんモックがあるのでご安心を。

となります。ただ、それを遥かに凌駕するパグも中にはいるので、あくまでも目安として考えて下さい。

フレンチブルだと6ヶ月ほど歩いてないと難しくなり繊細で待ったなし状態のケースが多いのに比べると以外と頑丈です。

また、12ヶ月ほど時間の経過が立っている場合だと上半身が元気なパグが多く、引きずっている足をずって歩くため逆に擦れて皮膚疾患など別の理由で通院しているケースが目立つので気をつけたい事項です。


車椅子を使用し補助なしで歩けるようになったケースはありませんが、歩行が可能になった事で運動量も増え、以後、順調に犬生を謳歌している事がほぼなので、『歩く』ことによる心身に影響する割合が多い犬種でもあるかと思います。

*道内:道東圏の飼い主様へ

釧路市内にてPecomi』様にてアルケリーオ2(S/M/Lサイズ)&わんモックが体験できる環境が整いました。広いエリアをカバーできる釧路市内、また、シニア犬介護、ペットホテル、トリミングと包括的に行うことのできる施設です。

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