加齢による

コーギーのDM、ダックスのヘルニアなどなどの病気、以外での歩行不全。

例えば、特に病気などなく『加齢』により足腰が弱ってきたケース。
これは犬種問わずシニアになればそうなります。

そのようになった時、できれば早めに車椅子に一度乗せて見てください。
アルケリーオは基本的単純に身体の重さや負担を支える仕組みになっているので、後足はナックリングせず、足裏でしっかり地面を踏み込めることでしょう。『補助』できるということです。

あと少し補足となりますが、

フレンチブルのヘルニアの場合、車椅子に乗ると後ろ足がスーパーマンのように伸び気味なケースが多いのですが、身体つき関係なくバランス的にそれがベストになることが多いです。気が良くさほど苦労しません。ただ、この時期の暑さには弱いですよね。


ダックスのヘルニアは以外と簡単です。乗せて嫌がらなければ、、はいどうぞ!と言う感じ(笑)ただ、嫌がる場合も多く、、、、
また、視力が悪い場合は練習が必要になることもあります。また、16歳などハイシニア層のダックスに関しては歩くと言うよりも車椅子で立っていられる時間、気分転換の時間を作ると飼い主さんの労力も減るようです。
心と身体のバランスが一定じゃないのをよく見ます。


そして、コーギー。
もう多種多様で、これまた身体のバランスも体格も多種多様です(笑)やや苦労します。やや?結構(笑)
少し長くなりますが、特にDMのコーギー場合、車椅子のポイントが後ろでしっくりきたと思えば、違うコーギーだと前傾で歩くのが楽という感じで身体の中心点が各々で乖離しており、また、歩く時間でもバランスが変わるので、飼い主さんの工夫、また、妥協点も必要になります。車椅子の調整では『歩ける』ポイントがそのコーギーの最も良いポイントです。
なお、このDM(変性性脊椎症)については『運動』が進行を遅らせるという『要素』が大きいようなので、後足が少しでも地面に着いた形での使用が最も多いです。

また、ヘルニアのコーギー(比較的大きい子が多い)だと、後ろ足の力が微妙にあるケースでは身体使いがチグハグすることも多く練習が必要になるケースが多いです。ただ、半年ほどで段差もイケて慣れたよと連絡がよく来ます。


そして、最近多いパグ。
気がよく滅多に苦労しません(笑)
ただ、背骨や身体が曲がっていたりなど特殊な病気も多いので一度車椅子に乗って見るのをお勧めします。身体が曲がっていたりする場合は、身体使いにより車椅子に足が触れることもありますが気にしなくても良いです。
車椅子の軸が若干斜め前傾の位置で乗るのがベストです。


と、目安にしてください。

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